今日も朝7時から作業開始。すでに天気があやしく雨が降る前になんとか終わりたいところ。しかしすでに各所で筋肉痛が。
まずエキパイの状態を確認。ここもごっそりとカーボンがたまっているが、時間も無いのでガスケットのあたり面のみ削ぎ落としておく。エンジンブロック側のガスケット面を脱脂しガスケットを乗せ、エキパイのガスケットを付けたヘッドを乗せる。モリブデングリスを薄く塗布したヘッドボルトを挿入し、3回に分けて規定トルクまでしめつける。
ロッカーシャフトをヘッドに乗せ、規定トルクでナットをしめつけてからタペット調整しタペットカバー装着。本当はタペットカバーも剥離して塗装してやりたかったけど今回は断念せざるを得なかった。サーモスタット、インマニ、キャブと取付けて、ヘッド~ヒータバルブ間のホースを交換しクーラントを戻す。
ここでクランクのみをやってみる。キーを捻ると
ヒュンヒュン。
異音がしないのを確認してデスビ、プラグコード、プラグを付けていよいよ火入れ。
キュルキュルキュル、ヴォーン、ババババ。
おぉ!無事に一発でかかりました。よかったー。
ちょっとタペット音が大きいので再度タペット調整するもなかなか治まらない。バルブ周りのあたりが出てからもう一回タペット調整した方が良いようですな。暖機して点火時期を10度に調整。この時点で時刻は12時。なんとか雨が降る前に作業終了です。
片づけをしているとぽつぽつと降ってきました。雨の中、少しばかり走らせてみると調子がよくなったのがはっきりとわかります。吹けがスムーズで力強く加速、シャリシャリ言ってた異音も無くなりノッキングもまったく起こりません。ちょっとアイドリングがばらついているのと、タペット音の問題が残りますが、概ね成功したようです。
しかしピストンヘッドと燃焼室がクレーターだらけのでこぼこで、あとどれだけ走れるのでしょうかね。最後はピストンに穴開いてエンジン終了ですかなぁ。