ちょっと調べてみると、幾つかの年式のミニのステアリングラックも、A112と同様にブッシュ(このブッシュもそっくり)でシャフトを支えているそうです。
この方法でうまくいけば、交換が面倒なインナーブッシュを交換せずに、ガタを解消できるのではないかということで、先日購入しておいたブルーミックスを用いて実践してみました。
ジャッキアップして右前タイヤを外し、ステアリングラックにアクセスしやすいようにホイルハウスの下のパネルを外します。オイルフィルターも外すとさらによろしいかと。ラックブーツバンドを外してラックブーツをずらすと患部が現れます。
僕の場合はまだインナーブッシュ自体は健在なのでそのままにしておき、パイプの入口からインナーブッシュまでの部分にブルーミックスを充填してみました。
充填するだけだとシャフトが動いたときに抜けてしまうと思うので、一応簡単なピンで1箇所だけ留めてみました。
充填して待つこと30分。
硬化したのを確認してステアリングを動かしてみると、ちゃんと問題なく動きます。
ゆすってみてもガタが全く無くなりました。
しかしシャフトを抜く方向(ステアリングを左)に動かすと、ちょっとブルーミックスが出てきちゃいます。
やはり1箇所固定では少なかったか・・。
3箇所ぐらいをピンで留めるか、パイプ内にスナップリングで押さえるかしないとだめですね。
でも完全に抜けるようでもないので、とりあえずそのままブーツを元にもどして試走。
段差をこえたときにステアリングに伝わる「ゴト」音がきれいさっぱり消えました!
でも今回は固定が甘いのですぐに外れると思うので、いずれやり直すでしょう。
あと、今日はFさんがフレームトラクションロッド装着に来ていたのでお手伝い。